こんにちは、tori3です。今日はあなたに、シッダールタが悟りへと至る旅の物語を紹介したいと思います。
- シッダールタの静かな坐禅
シッダールタは心と体へのアプローチを試し尽くした後、木の下で静かに坐禅を始めました。これは子供の頃、周りがお祭りで騒いでいる中で静けさを求めて木の下に座った経験を思い出したからです。彼のこの瞑想法は8段階の瞑想法の中では一番低いレベルに当たるものでした。それでもシッダールタは、この自然な感覚こそが真の悟りへの道であると感じ、7日間座り続けたのです。
- シッダールタの悟り
そして、ついにシッダールタは悟りを開き、仏陀となりました。これは彼が35歳の時のことでした。”成仏”という言葉は、目覚めた人、つまり仏となることを意味します。
- 悟りとは何か
では、”悟り”とは一体何なのでしょうか。一言で言うならば、それは”縁起”について理解することです。ブッダは生老病死をドゥッカ、つまり思い通りにならない人生の絶対的な事実と言いました。ブッダであるシッダールタも老いや病、死から逃れることはできませんでした。しかし、彼はその苦しみを乗り越えることができました。なぜなら、彼は縁起という考え方にたどり着いたからです。
- 縁起とは何か
縁起とは、この世界のあらゆるものが独立して存在することはできず、全てが相互に関連し、依存しているという考え方です。生老病死という人生の苦しみも、この縁起の中に含まれています。だからこそ、苦しみを乗り越えるということは、生老病死それ自体を消すことではなく、その苦しみに向き合い、理解し、受け入れていくことを意味します。
- 仏教の教え
科学は苦しみに直面して戦うアプローチをとります。芸術は美に陶酔することで苦しみを避けるかもしれません。多くの宗教は、安心させるように「心配しないで、死んでも素晴らしい世界があなたを待っているよ」と言うかもしれません。しかし、仏教はそれとは違います。仏教は、ありのままに見て、深く理解して、そして受け入れるということを教えています。受け入れることで真実の生き方を学んでいこうという意味です。だからこそ、仏教は仏陀のように修行し、受け入れ、学びながら生きるという考え方ということができるでしょう。
まとめ
シッダールタは、城壁の中で生活していたが、城壁の外へ出たことがきっかけで初めて自分が知らない問題に直面しました。その上で出家し、心理を深く探求することを選択しました。そしてブッダとなった彼も、常に新たな教えを求め続けました。
あなたも、ただ毎日を過ごしているだけではなく、日常から少し抜け出して何か新たな学びを得ることができるかもしれません。そういった姿勢こそが、私たちがシッダールタから学ぶべき大切なことかもしれません。
それでは、今回のブログ記事は以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの日々が悟りへの一歩となることを願っています。
