iPhoneやiPadを快適かつ安全に使い続ける上で、OSのアップデートは欠かせません。新しい機能の追加だけでなく、重要なセキュリティの強化やバグ修正が含まれているため、定期的なアップデートが推奨されています。
この記事では、「ios15 アップデートやり方」に焦点を当て、不安なくスムーズにアップデートを完了できるよう、具体的な手順から事前準備、よくあるエラーと解決策までを網羅的に解説します。iOS 15へのアップデートを検討している方も、途中で困ってしまった方も、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
1. はじめに:iOSアップデートの重要性とこの記事の目的
iPhoneやiPadのオペレーティングシステム(OS)であるiOS/iPadOSのアップデートは、単にデバイスを最新の状態に保つ以上の意味を持ちます。主に以下の3つの理由から、その重要性が強調されています。
- 新機能の追加: アップデートにより、より便利で魅力的な新機能が利用できるようになります。例えば、iOS 15ではFaceTimeの機能強化や集中モードの導入など、ユーザー体験を向上させる数多くの変更がありました。
- セキュリティの強化: 最新のセキュリティパッチが適用され、悪意のあるソフトウェアやサイバー攻撃からデバイスと個人情報を保護します。古いOSを使い続けることは、セキュリティリスクを高めることに繋がります。
- バグ修正とパフォーマンス改善: 既存の不具合が修正され、動作が不安定だったアプリが安定したり、バッテリー消費が改善されたりするなど、全体のパフォーマンスが向上します。
この記事は、「ios15 アップデートやり方」に関するあらゆる疑問や不安を解消し、読者の皆さんが自信を持ってスムーズにアップデートを完了できるようにすることを目的としています。iOS 15へのアップデート方法だけでなく、その前の大切な準備、起こりがちなトラブルとその対処法、アップデート後の注意点まで、一つ一つ丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
2. iOS 15アップデートの事前準備:失敗しないための必須ステップ
iOS 15へのアップデートを始める前に、いくつかの重要な準備を行うことで、トラブルを未然に防ぎ、安心してアップデートを進めることができます。失敗しないために、以下のステップを必ず確認しましょう。
2.1. 対応機種の確認
iOS 15は、全てのiPhone/iPadモデルに対応しているわけではありません。お使いのデバイスがiOS 15にアップデート可能かを確認することが最初のステップです。
- iPhone: iPhone 6s以降のモデルが対応しています。具体的には、iPhone 6s/6s Plus、iPhone SE (第1世代)、iPhone 7/7 Plus、iPhone 8/8 Plus、iPhone X、iPhone XS/XS Max、iPhone XR、iPhone 11シリーズ、iPhone SE (第2世代)、iPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズなどが含まれます。
- iPad: iPad Air 2以降、iPad mini 4以降、iPad (第5世代)以降、全てのiPad Proモデルが対応しています。
- 確認方法: お使いのiPhone/iPadの「設定」アプリを開き、「一般」>「情報」の順に進むと、モデル名を確認できます。
2.2. データバックアップの重要性
アップデート中に予期せぬ問題が発生し、データが失われるリスクはゼロではありません。万が一に備え、アップデート前のデータバックアップは最も重要な事前準備と言えます。
- iCloudでのバックアップ: Wi-Fiに接続し、「設定」>「[あなたの名前]」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」をタップして「今すぐバックアップを作成」を選択します。簡単で自動設定も可能です。
- コンピュータでのバックアップ(Mac/Windows PC):
- Mac (macOS Catalina以降): Finderを開き、iPhone/iPadを接続後、サイドバーからデバイスを選択し、「バックアップ」セクションで「iPhone/iPad内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」を選択します。
- Mac (macOS Mojave以前) または Windows PC: iTunesを開き、iPhone/iPadを接続後、デバイスアイコンをクリックし、「概要」タブで「今すぐバックアップ」を選択します。
- 具体的なバックアップ手順は、Appleの公式サポートページで詳細に案内されていますので、ご自身の環境に合った方法でバックアップを作成してください。
2.3. 十分なストレージ容量の確保
iOS 15のアップデートファイルは、通常2~5GB程度の空き容量を必要とします。ストレージが不足していると、ダウンロードやインストールが途中で停止してしまう可能性があります。
- 空き容量の確認方法: 「設定」アプリを開き、「一般」>「iPhoneストレージ」の順に進むと、現在のストレージ使用状況と空き容量を確認できます。
- ストレージの整理方法:
- 不要なアプリの削除: 使用頻度の低いアプリや、容量の大きいゲームアプリなどを削除します。アプリを長押しして「Appを削除」を選択するだけです。
- 写真や動画の整理: 大量の写真や動画はストレージを圧迫します。不要なものを削除したり、iCloud写真やGoogleフォトなどのクラウドサービスに保存してデバイスから削除したりすることで、容量を確保できます。
- ダウンロードしたコンテンツの削除: iTunes StoreやApp Storeからダウンロードした映画やテレビ番組、Podcastなども、容量を大きく消費している場合があります。
2.4. バッテリー残量と電源接続
アップデートはバッテリーを消費するため、途中でバッテリー切れになるとデバイスが起動できなくなるなどの問題が発生する可能性があります。
- バッテリー残量: アップデートを開始する際は、最低でも50%以上のバッテリー残量があることを確認しましょう。
- 充電しながらの実施: 最も安全なのは、充電ケーブルを接続した状態でアップデートを行うことです。これにより、バッテリー切れの心配なくプロセスを進められます。
- 低電力モードのオフ: 低電力モードがオンになっていると、アップデートのダウンロードやインストールに影響を与える可能性があるため、事前にオフにしておきましょう。
2.5. 安定したWi-Fi環境の確保
iOSのワイヤレスアップデートは、安定したWi-Fi接続が不可欠です。モバイルデータ通信でのアップデートは、通信量制限や速度の不安定さから推奨されません。
- モバイルデータ通信は非推奨: 特に大容量のアップデートファイルの場合、モバイルデータ通信でダウンロードしようとすると、データ容量を大幅に消費する上、通信速度が遅いとエラーの原因になります。キャリアによっては、モバイルデータ通信でのアップデートに制限を設けている場合もあります。
- 安定したWi-Fi接続: ご自宅の信頼できるWi-Fiネットワークに接続し、電波の良い場所でアップデートを行いましょう。
- テザリングは避ける: 他のiPhoneやiPadからのテザリング接続は、安定性が確保されにくい場合があるため、推奨されません。
2.6. 「iPhoneを探す」のオフ(PC経由の場合)
パソコン経由でアップデートや復元を行う場合、「iPhoneを探す」機能が有効になっていると、Apple IDのパスワード入力が求められたり、場合によってはアップデートがブロックされたりすることがあります。
- オフにする理由: デバイスのアクティベーションロックを防ぎ、スムーズなアップデートを可能にするためです。
- 具体的な手順: 「設定」アプリを開き、「[あなたの名前]」>「探す」>「iPhoneを探す」の順に進み、スイッチをタップしてオフにします。オフにする際には、Apple IDのパスワードが必要です。アップデート完了後、忘れずに再度オンにしましょう。
3. iOS 15アップデートの具体的なやり方:2つの主要な方法
iOS 15へのアップデートは、主に「iPhone/iPad本体から直接行う方法(ワイヤレスアップデート)」と「パソコン経由で行う方法」の2つがあります。それぞれの方法について、具体的な手順を詳しく見ていきましょう。
3.1. 方法1:iPhone/iPad本体(ワイヤレスアップデート)
最も手軽で一般的な方法です。Wi-Fi接続があれば、パソコンを使わずにデバイス単体でアップデートが完結します。
- 「設定」アプリを開く: ホーム画面にある歯車のアイコンの「設定」アプリをタップします。
- 「一般」をタップ: 設定メニューの中から「一般」を探してタップします。
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ: 「一般」メニューの中に「ソフトウェアアップデート」があるので、これをタップします。
- アップデートが見つかったら、「ダウンロードしてインストール」をタップ: iOS 15のアップデートが表示されたら、内容を確認し、「ダウンロードしてインストール」ボタンをタップします。
- パスコードの入力: デバイスに設定しているパスコードを入力します。
- 利用規約への同意: Appleの利用規約が表示されるので、内容を確認し「同意する」をタップします。
- ダウンロードとインストール開始: アップデートファイルのダウンロードが始まり、完了後にインストールが自動的に行われます。デバイスは何度か再起動を繰り返します。
- 自動アップデート設定について: 「ソフトウェアアップデート」の画面で「自動アップデート」をタップすると、「iOSアップデートをダウンロード」と「iOSアップデートをインストール」のオン/オフを設定できます。これをオンにしておくと、新しいiOSバージョンがリリースされた際に、Wi-Fi接続中に自動的にダウンロードされ、夜間にインストールされるようになります。セキュリティ対応も自動的に適用されるため、常に最新の安全な状態を保ちたい方には推奨される設定です。
3.2. 方法2:パソコン(Mac/Windows)経由のアップデート
ワイヤレスアップデートがうまくいかない場合や、デバイスのストレージ容量が不足している場合などに有効な方法です。
3.2.1. Mac(macOS Catalina以降)の場合(Finderを使用)
macOS Catalina以降のMacでは、iTunesの代わりにFinderを使用してiOSデバイスの管理を行います。
- Macを最新の状態にアップデート: まず、お使いのMacのOSが最新の状態であることを確認します。
- iPhone/iPadをUSBケーブルでMacに接続: デバイス付属の純正USBケーブルを使用しましょう。
- Finderを開き、サイドバーでiPhone/iPadを選択: MacのFinderウィンドウを開くと、サイドバーの「場所」または「デバイス」セクションに接続したiPhone/iPadの名前が表示されるので、クリックして選択します。
- 「一般」タブまたは「アップデート」タブで「アップデートを確認」をクリック: Finderウィンドウの上部にある「一般」タブまたは「アップデート」タブをクリックし、次に「アップデートを確認」ボタンをクリックします。
- 「ダウンロードしてアップデート」をクリック: iOS 15のアップデートが見つかったら、内容を確認し、「ダウンロードしてアップデート」ボタンをクリックして、画面の指示に従って進めます。
3.2.2. Mac/Windows(macOS Mojave以前/Windows)の場合(iTunesを使用)
macOS Mojave以前のMac、またはWindows PCでは、iTunesを使用してアップデートを行います。
- iTunesを最新の状態にアップデート: iTunesが最新バージョンであることを確認してください。iTunesのメニューバーから「ヘルプ」>「アップデートを確認」を選択するか、Microsoft Store (Windows) やMac App Store (Mac) からアップデートします。
- iPhone/iPadをUSBケーブルでPCに接続: デバイス付属の純正USBケーブルでパソコンに接続します。
- iTunesを開き、デバイスアイコンをクリック: iTunesを起動し、ウィンドウの左上にあるデバイスアイコン(iPhone/iPadの形)をクリックします。
- 「概要」タブで「アップデートを確認」をクリック: 画面中央の「概要」タブが表示されていることを確認し、「アップデートを確認」ボタンをクリックします。
- 「ダウンロードしてアップデート」をクリック: iOS 15のアップデートが表示されたら、内容を確認し、「ダウンロードしてアップデート」ボタンをクリックして、画面の指示に従って進めます。
4. iOS 15アップデートができない?よくあるエラーと解決策
iOSのアップデート中に問題が発生することは珍しくありません。ここでは、よくあるエラーとその解決策を具体的な手順とともにご紹介します。落ち着いて対処すれば、ほとんどのケースで解決可能です。
4.1. エラー1:アップデートの準備ができません
このメッセージは、アップデートファイルのダウンロードは完了したものの、インストール前の準備段階で何らかの問題が発生していることを示します。
- 原因: Appleサーバーの混雑、Wi-Fi接続の不安定さ、デバイスのストレージ不足、または一時的なシステムエラーなどが考えられます。
- 解決策:
- 時間を置いて再試行する: 特にアップデートがリリースされた直後はサーバーが混雑しやすいため、数時間~1日ほど待ってから再度試すことで解決する場合があります。
- Wi-Fiネットワーク設定のリセット: 「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「リセット」>「ネットワーク設定をリセット」をタップします。これにより、Wi-Fiやモバイルデータの設定が初期化され、接続の問題が解消されることがあります。
- ルーターの再起動: Wi-Fiルーターの電源を一度抜き、数分待ってから再度差し込むことで、ルーターの一時的な不具合が解消されることがあります。
- VPNをオフにする: VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用している場合、アップデートサーバーへの接続を妨げることがあります。「設定」>「一般」>「VPNとデバイス管理」でVPN接続を一時的にオフにしてから再試行してください。
4.2. エラー2:ソフトウェアのダウンロードに失敗する
アップデートファイルのダウンロード中にエラーが発生し、完了できない場合に表示されます。
- 原因: 主にネットワーク接続の問題、またはAppleのアップデートサーバーの一時的な問題が考えられます。
- 解決策:
- Wi-Fi接続を確認・再接続: 安定したWi-Fiに接続されているかを確認し、一度Wi-Fiを切断してから再度接続し直してみてください。可能であれば、別のWi-Fiネットワークを試すのも有効です。
- 「Wi-Fiアシスト」をオフにする: 「設定」>「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」の最下部にある「Wi-Fiアシスト」をオフにしてみてください。この機能はWi-Fiが不安定な際にモバイルデータ通信に自動で切り替えるものですが、稀にアップデートのダウンロードを妨げることがあります。
4.3. エラー3:ストレージ容量不足
アップデートに必要な空き容量がない場合に表示される最も一般的なエラーです。
- 原因: デバイスのストレージが、アップデートファイルのダウンロードと展開に必要な容量を満たしていないためです。
- 解決策:
- 不要なアプリ、写真、動画などを削除: 「2.3. 十分なストレージ容量の確保」で解説した方法に従い、積極的にストレージを解放しましょう。特に写真や動画は容量を多く占めていることが多いです。
- 「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」で確認・整理: この画面では、アプリごとの容量使用状況や、システムが提案するストレージ最適化の推奨事項(使用していないAppの取り除きなど)が表示されるため、効率的に整理できます。
- PC経由でのアップデートを検討: デバイス本体のストレージをどうしても確保できない場合は、PC経由でアップデートを行うことで、PCのストレージを利用してアップデートファイルをダウンロードし、インストールすることができます。
4.4. エラー4:アップデート中にフリーズ・リカバリーモードになる
アップデートの途中でデバイスが反応しなくなったり、Appleロゴが表示されたまま動かなくなったり、リカバリーモード(iTunes/PCに接続を促す画面)になってしまうことがあります。
- 原因: システムエラー、アップデートファイルの破損、またはソフトウェアの競合などが考えられます。
- 解決策:
- iPhone/iPadの強制再起動:
- iPhone 8以降、iPad (ホームボタンなし): 音量を上げるボタンをすばやく押して放し、音量を下げるボタンをすばやく押して放します。次に、Appleロゴが表示されるまでサイドボタン (またはトップボタン) を押し続けます。
- iPhone 7/7 Plus: 音量を下げるボタンとスリープ/スリープ解除ボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで押し続けます。
- iPhone 6s以前、iPad (ホームボタンあり): ホームボタンとスリープ/スリープ解除ボタンを同時に、Appleロゴが表示されるまで押し続けます。
- PC経由でのアップデート(iTunes/Finder): 強制再起動で改善しない場合は、デバイスをPCに接続し、iTunesまたはFinderを使ってアップデートを試みます。リカバリーモードになっている場合も、PCに接続すれば「アップデート」または「復元」の選択肢が表示されます。「アップデート」を選択すれば、データが消えることなくOSを再インストールできます。
- システム修復ツールの利用: 上記の方法で解決しない場合、サードパーティ製のシステム修復ツール(例: Tenorshare ReiBootなど)の利用も一つの選択肢ですが、まずは無料でできる対処法を優先し、最終手段として検討しましょう。
- iPhone/iPadの強制再起動:
4.5. その他の解決策
- 古いアップデートファイルの削除: 過去にダウンロードした古いアップデートファイルが残っていると、新しいアップデートの妨げになることがあります。「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」に進み、iOSアップデートファイルを見つけて「アップデートを削除」をタップします。
- Appleサーバーの状況確認: Appleのシステム状況ページ(support.apple.com/ja-jp/system-status)にアクセスし、「iOSアップデート」が「利用可能」になっているか確認します。一時的なサーバーメンテナンスや障害の場合は、復旧を待ってから再試行しましょう。
- ネットワーク設定をリセット: 前述した「ネットワーク設定をリセット」は、Wi-Fiのトラブルだけでなく、一般的な通信エラー全般に有効な場合があります。
5. iOS 15アップデート後の注意点と確認事項
無事にiOS 15へのアップデートが完了したら、いくつかの点を確認し、今後の利用における注意点を把握しておきましょう。
5.1. アップデートは元に戻せない
一度iOS 15にアップデートすると、原則として以前のiOSバージョンに戻す(ダウングレードする)ことはできません。 Appleはセキュリティや互換性の観点から、古いバージョンの署名を停止するため、基本的にダウングレードは不可能です。このため、アップデート前には必ずバックアップを取ることが強く推奨されます。
- 例外: ごく稀に、特定の不具合でAppleが一時的にダウングレードを許可することがありますが、これは例外的な措置であり、基本的には一度アップデートしたらそのバージョンで使い続けることになります。
- 慎重な検討: 特定のアプリがiOS 15に対応していない、または古いバージョンの使い勝手を変えたくないといった理由がある場合は、アップデート前に情報収集を十分に行い、慎重に判断することが重要です。
5.2. 一部の機能が利用できない場合
iOS 15で導入された新機能の中には、お使いのデバイスのモデルや、国・地域によって利用できないものがあります。
- デバイスのハードウェア制限: 例えば、LiDARスキャナを搭載していないiPhoneでは、それに依存するAR機能が利用できません。また、Neural Engineの性能差により、特定のAIを活用した機能が利用できないモデルもあります。
- 地域や言語の制限: 特定の言語でのみ提供される機能や、その国の法律や規制によって利用できないサービスが存在します。
- 事前に確認: アップデート前にAppleの公式ウェブサイトで、お使いのデバイスモデルで利用可能なiOS 15の全機能を確認しておくと良いでしょう。
5.3. アップデート後の不具合(発熱、充電不可など)
メジャーアップデート後には、一時的に以下のような不具合が発生することがあります。
一時的な発熱: アップデート後の数時間~数日間は、バックグラウンドでの最適化処理が行われるため、デバイスが普段よりも熱を持つことがあります。これは一時的なもので、通常は自然に収まります。
バッテリー消費の増加: 発熱と同様に、バックグラウンド処理により一時的にバッテリー消費量が増えることがあります。数日間様子を見ても改善しない場合は、バッテリー設定で原因となっているアプリを特定し、対処することが考えられます。
アプリの不具合: 一部のアプリが新しいiOSバージョンにまだ対応しておらず、起動しない、クラッシュする、正常に動作しないといった問題が起こることがあります。アプリ開発元が提供するアップデートを待つか、アプリの再インストールを試してみてください。
対処法:
- 強制再起動: まずはデバイスの強制再起動を試してみてください。多くの軽微な不不具合はこれで解決します。
- 設定のリセット: 「すべての設定をリセット」(データは消えません)を試すことで、設定上の競合が解消されることがあります。
- Appleサポートへの相談: どうしても解決しない場合は、Appleのサポート窓口に相談しましょう。
5.4. 緊急セキュリティ対応について
iOS 15では、「緊急セキュリティ対応」という新機能が導入されました。これは、重要なセキュリティアップデートを、完全なiOSアップデートを待たずに単独で迅速に適用できる仕組みです。
- 自動インストール設定: 「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」>「自動アップデート」内で、「セキュリティ対応とシステムファイル」の項目をオンにしておくことで、これらの緊急アップデートが自動的にインストールされ、常に最新のセキュリティ状態を保つことができます。
- 重要性: この設定をオンにしておくことで、重大なセキュリティ脆弱性が発見された場合でも、迅速にデバイスが保護されるため、セキュリティ意識の高いユーザーにとっては非常に重要な機能です。
6. iOS 15の現状:最新OSへの移行について(補足)
この記事ではiOS 15へのアップデート方法を解説しましたが、iPhoneやiPadのOSは常に進化しており、現在ではiOS 16やiOS 17といったさらに新しいバージョンが提供されています。
iOS 15は現在も利用可能で、Appleはセキュリティパッチの提供を継続していますが、最新の機能や長期的なセキュリティサポートを考えると、最新OSへのアップデートを検討することも重要です。
- セキュリティアップデートの継続性: Appleは通常、最新のメジャーバージョンとその直前のバージョンに対してセキュリティアップデートを提供します。iOS 15がセキュリティアップデートを受け取らなくなる可能性は将来的にはあり得ます。
- 最新OSへの直接アップデート: iOS 15から直接、最新のiOSバージョン(例えばiOS 17など)へアップデートすることも可能です。途中のiOS 16を挟む必要はありません。対応機種であれば、最新のiOSにアップデートすることで、より多くの新機能や最新のセキュリティ恩恵を受けられます。
ご自身のデバイスが最新OSに対応しているか、また最新OSで利用したい機能があるかなどを確認し、必要に応じて最新OSへの移行も検討してみてください。
7. まとめ:スムーズなiOS 15アップデートを完了するために
この記事では、「ios15 アップデートやり方」について、その重要性から具体的な手順、発生しうる問題とその解決策、アップデート後の注意点までを詳しく解説しました。
スムーズで安全なiOS 15アップデートを完了させるためのポイントは、以下の3点に集約されます。
- 徹底した事前準備: バックアップの作成、ストレージ容量の確保、安定したWi-Fi環境の準備など、アップデート前の準備を怠らないことが、トラブル回避の鍵です。
- 手順の確認: ワイヤレスアップデートとPC経由のアップデート、どちらの方法を選ぶにしても、この記事で解説したステップバイステップの手順を事前に確認し、落ち着いて実行しましょう。
- 問題発生時の冷静な対処: 万が一アップデート中にエラーや不具合が発生しても、焦らず、よくあるエラーと解決策のセクションを参考に、一つ一つ対処法を試してみてください。ほとんどのケースは、適切な対応で解決できます。
iOSアップデートは、iPhone/iPadを最高の状態で使い続けるために不可欠なプロセスです。この記事が、皆さんのiOS 15アップデートを成功させる一助となれば幸いです。自信を持って、最新のiOS環境を楽しみましょう!


